マツダの行く末は?
中長期的に見て、マツダはどこへ向かうのか?というのが最近気になっています。
まずは現在
昨年から新車の販売台数が伸び悩んでいるものの、SKYACTIVと魂動デザインが変わらず好評なマツダ。既存車種にも毎年のように商品改良がなされ、販売店も新世代店舗へとアップデート。プレミアムブランドへの進化を目指して、着実に歩みを進めているように見えます。
今年は年初にCX-5をフルモデルチェンジし、後半にはファミリー層をターゲットにした「CX-8」が控えています。
来年以降は?
来年以降も、HCCIの導入やアクセラ、アテンザのフルモデルチェンジ、RX-9の発売?!などなど、楽しみなイベントが予定されていると思われ、短中期的に見れば、マツダの好調ぶりは継続していくように思えます。
【スクープ】1000万円超のロータリー!? マツダ新型「RX-9」が2019年発売へ
https://getnavi.jp/vehicles/161737/
マツダの新エンジン 3割省燃費 (日本経済新聞)
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ08H2H_Y7A100C1MM8000/
中長期的には?
しかし、2030年より先の中長期的にはどうなのでしょうか?
これはマツダに限ったことではありませんが、例えば、2050年には内燃機関を積んだクルマはほとんど走っていないでしょう。もはや、“道を走っているクルマ”すら存在しないかもしれません。
また、電気自動車のものづくりはパソコンのようなモジュール型となり、極論を言えば、誰でも高品質な電気自動車が作れるようになると言われています。例えていうなら、人が乗れるクルマがミニ四駆みたいになるわけですね。
そうなると、エンジンはもちろんのこと、その他の駆動系も含めて、現在のマツダの大きな強みが生かせなくなってしまう可能性が大きいのです。
そんな時代にマツダはどんな形でいるのか。いようとしているのか。何を武器に生きていくのか。魂動デザイン?マツダ流の哲学?マツダコネクトを基軸としたインフォテイメントシステム?ワタシには想像もつかない何か、かもしれませんね。
…とまぁ、門外漢が勝手なことをグダグダとぬかしてしまいましたが、マツダという会社に対して、良いな・凄いな・カッコいいなと思っているだけに、今後はどうなっていくのだろうと気になって仕方ありませんです。
マツダはクルマの良さや運転の楽しさをワタシに教えてくれた会社です。世界的にも類まれな技術者集団であることや愚直なまでのこだわりの強さにも好感を抱いていまして、マツダには末長くあってほしいなと思います。
(おわり)