『日本の国難』を読みました。
『日本の国難』
よく言われる2020年から日本は大変なことになりますよ、という話です。
他の類書と少し違うなと思ったのは、日本以外の国や地域の観点からも語られている点です。例えば、アメリカ国民の家計債務の推移はワタシは初見でしたので、新鮮で面白かったです。
それと、筆者は金融関連のお仕事を続けてこられているだけあって、いずれの主張もエビデンスがしっかり示されていて、納得感がありましたね。
本書を読んでますます感じたのは、これからを生き抜いていくためには、国や会社に頼っておってはいかん、ということですね。自分でどこでもやっていける術を身に付けないと。
最後に、一番マジで?!と思った話を。中国では電気自動車の充電の問題を解消する策として、充電ではなく、電池交換をするサービスが出てきているそうです。交換は機械が行うため、1分程度で可能だそうな。中国にはちょくちょく行っていますがこれは初耳でした。
(おわり)