いま、会社のグローバル関連の長期研修に参加しています。先日の研修で、参考書が紹介されましたので、夏休みの宿題と称して、何冊か読んでみることにしました。
夏休みの宿題 ’17
以下、目次です。この記事では3冊目をご紹介します。
- 『「世界で戦える人材」の条件』著:渥美育子
- 『砂の文明 石の文明 泥の文明』著:松本健一
- 『日本 -その姿と心-』
- 『沈黙のことば』著:エドワード・T・ホール
- 『木を見る西洋人 森を見る東洋人』著:リチャード・E・ニスベット
『日本 -その姿と心-』
以降、気になった点について、本文を引用しながら…と先の2冊同様の流れで書こうとしたのですが、この本はちょっと毛色が違いました。
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なんと言いますか、辞書的な感じです。日本に関する膨大な数の物事について、日本語と英語の両方で説明が書かれています。
よって、ちょっと個々の内容について取り上げて何か書くというのは難しいな、と。
感想
分量も結構あり、一から十まで読むことはしませんでしたが、どのように説明をしているのか興味があるところ、例えば、文化や習慣、日本人の国民性について書かれた部分をかいつまんで読んでみました。
正直、自分や自分たちのことについて、雰囲気で理解したつもりになってしまっていることも多く、言語的な説明ができないことがたくさんあるなと感じ、本書で少ない文量ながらも的確に説明された内容に脱帽です。
本質を捉えた説明、と言うことなのでしょうね。こういう普段からナアナアにしてしまっているところに、実は大事な本質があるのかもしれないなと思いました。
(おわり)